一筆参上 from T-補綴. jp


「Nintendo Switch」

 皆さんはニンテンドースイッチ(NS)をご存知ですか。私は友達の勧めで去年の12月にスイッチを買ったのですが、当時は品薄で、あちこちで売り切れていて、買えないとよく聞きました。たまたま入ったイオンで、入荷したばかりの新品を発現しlucky!と思いながら手に入れました(図1)。NSには、携帯モードとテーブルモードとTVモードの3つのモードがあります。私は通常、自宅のプロジェクターを接続して壁に投影される大画面で楽しんでいます。
 NSを買って初めてやったゲームはRanking No.1である「スーパーマリオオデッセイ」でした(図2)。クッパとピーチ姫のウェディングを阻止するため、マリオが不思議な帽子キャッピーと一緒に世界中を冒険する3Dアクションゲームで、子供の頃からマリオシリーズをプレイしてきた私にとって、特別な意味のあるゲームでした。Joy-Conを「おすそわけ」すれば、ひとりが「マリオ」、もうひとりが「キャッピー」を操作して協力プレイもできます。マリオが訪れる国々は、いずれも魅力的な国ばかりです。滝の国では岩場に囲まれた流れ落ちる滝と太古より生息する恐竜に出会えます。砂の国では広い砂漠と古い遺跡に囲まれた小さな町が訪れます。森の国では鬱蒼とした森と古びた機械の国スチームガーデンが見えます。海の国ではどこまでも美しく奥深い海とグラスタワーに集まる4つの噴水絶景が楽しめます。また、都市の国、料理の国、雪の国など他に十箇所以上のステージがあります(図3)。ゲーム内のデザインにはこだわったディテールが数多く見られ、感動させられます。例えば、サボテンにぶつかるとマリオの鼻に棘が刺さってしまいますし、数分間操作せずに放置するとマリオは座って眠り、さらに一定時間そのままにしておくと寝転んで眠ることになります。ゲームの最終ステージは「長い旅の終着点」といいます。今までのギミックやキャプチャーキャラが多数登場します。さまざまなエリアを抜け、電気ボックスを使い長い電線を渡ります。渡り終えたところにあるカカシにキャッピーをかぶせると、電線の文字をもう一度見ることができます。それは「THANK YOU」でした。最後の最後、市庁舎を登って終点に向かっていた時にキャッピーが「ふたりの旅、最高に楽しかったよ」と言ってくれました。その時は感動して涙が出ました。3ヶ月以上取り組んできたものが終わってしまって、寂しさでいっぱいです。
 「スーパーマリオオデッセイ」のほかに、もう1つのお勧めするゲームは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」です(図4)。オープンワールドというゲームジャンルなので、好きなことを何でもできます。野生馬を捕まえ、その背に乗って駆けてもいいですし、筏で川を下ってもいいです。木々に実った果物や、山々にある山菜を採り、川で魚を捕まえ、弓矢で獣を狩って食料にするのも楽しいです。険しい山々を登って夕日を見ることとビーチを散歩することが一番ロマンチックだと思います。スイッチで毎日プレイしているのは「JUST DANCE」というダンスゲームです(図5)。Joy-Conを片手に画面のキャラクターの動作に合わせて体を動かすだけで簡単にダンスが踊れます。1日30分から1時間のダンスをしていいエクササイズになります。また、「スーパー マリオパーティ」や、「マリオテニス」や、「マリオカート」などマルチプレイヤーに適したゲームも多くあり、友達と一緒に楽しめます。
 スイッチの携帯モードを使うと旅行先や移動中でもゲームを楽しめるので便利です。エンターテインメントに最適だと言えるのではないでしょうか。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で生産および出荷の遅延が避けられなくて品薄状態が依然として続けています。中古品は、新品の価格を上回っており、通常価格で入手するのが難しいです。特に、「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森セット」は人気が高く、メルカリでは新品の2〜3倍の価格で取り引きされるケースも散見されます。
 NSをもっていない皆さんは、ぜひ試してみてください。

劉 黎佩

「スーパーマリオオデッセイ」ゲームプレイ動画 by LIU